■バヤラト&サローラさん

中国内モンゴル自治区の遊牧民の家に生まれる。10歳から馬頭琴を学び16歳でプロの演奏家となる。2000年バヤラトをサポートするためサローラが来日。
馬頭琴の演奏に加え、歌、踊り、朗読などを取り入れた多彩なステージが多くの観客を魅了している。活動エリアは仙台を拠点に日本全国へ広がっており、その他、バヤラトの母校への教育資金のためのチャリティーコンサートも随時開催している。
☆馬頭琴ってなに?
モンゴル地域に伝わる民族楽器です。ネックには馬の顔をかたどった彫り物が施された弦楽器。2本に見える弦は、実は120本と90本の弦が集まって2本にみえるもの。草原のチェロと称される郷愁を運ぶ音色と、騎馬民族のエネルギッシュな旋律が心に強く語りかけます。日本古来の楽曲を演奏するのにも適した楽器です。
☆中国内モンゴル自治区
中国領に入っているのが内モンゴル自治区といいます。モンゴル共和国に隣接し、日常生活や民族意識は旧来のモンゴルの影響が大きい地域です。雄大な草原とどこまでも続く地平線、降り落ちてくる満点の星。多くの住民は遊牧を糧に生活していますが、近年大干ばつによる黄砂が生活に打撃を与えています。羊や牛の食べ物がなくなり、遊牧生活が危機にさらされている状況が年々深刻になっています。